自分で自分の病気を治す 自発動功(1) 

舞黒一太郎の優雅な電脳日記

   
目次 http://d.hatena.ne.jp/microititaro/20040911



 

舞黒一太郎です。


 私のライフワークの一つに(自発動功)の普及があります。動物には自らの力で自らを治す力を潜在的に持っていますが、人はその事を自覚していませんし、ましてその力を引き出す方法など考えたことすらありません。


 一般に、大人でも子供でも、寝ている間に寝返りをうちながら身体のゆがみを自分で調整しています。同じように身体を伸ばしたり、撫でたり、回したり、踊りのように動いたり、気のままに身体を動かしていきますと、長年の怒りや悲しみなどの感情の蓄積によってできた身体のヨロイ(筋肉の緊張)を解放することができ、無意識の心の部分まで癒すことができます。続けていくことで、とても心地よい感覚を体験できます。五感が活性化し自然との一体感を感じ、深い安心感に包まれるようになります。これが人間の自己治療の本質です。(自発動功)とはこれを意図的に可能とする手法なのです。


 (自発動功)は気功の分野に属しますが、気功師による他者気功とは根本的に違います。気功による医療治療をおこなう気功師のパワーはかなりの個人差があります。すなわち発する強さ、性質が各人異なっており、輸血同様に拒否反応を起こすことすらあるのです。その点(自発動功)は自ら行うものですから、強い弱いはあるものの、拒否反応はまったくあり得ません。まさに百益あって一害なしの素晴らしい療法と言えると思います。

 (自発動功)を行えば、お金をかけることなく、通常の人なら誰でもその力を引き出すことが出来ますし、それを利用して病をやわらげ治すことが出来るようになります。大多数の方は「医者でもなく、医療知識もない素人の自分が、自分で自分の病気を治すなんて絶対に不可能」と誰しも思い込まれていることでしょう。しかし現実はそうではありません。それは誰でも可能なのですが、ただその原理と方法がわか らなかっただけなのです。

  私がはじめて(自発動功)の実体験をする機会にめぐりあえた時は、まさにワンダーランドそのものでありました。あやしい踊りをする者、首を振り回す者、手足をでたらめに伸張している者、ラジオ体操のような動きをする者、部屋中をころげまわり、その動きに危険すら覚える者といった人達が一つの部屋で(行)をしていました。この異様な動きが終わった時の感想を聞いてみると、一様に「意識はあり、とても気持ちがいい」と言うのです。この人達はすべてどこかしら病をもっており、治療目的で参加されている人々の集団でした。もちろん各自の病はさまざまで、むち打ち、ノイローゼ、腰痛、頭痛持ち、胃腸障害、はてはパーキンソン病の方もおられました。驚くことにこの方々すべての人に短時間でかなりの病状改善がみられたのです。


 病を数値化するため、中谷博士の発明の、(ノイロメーター)と呼ばれる体調測定器で各人の体調をあらかじめ測定しておき、(行)を終えた後の結果とを比較検討するわけですが、短時間の(行)により相当の改善がなされていることが一目瞭然でわかりました。まさに私の目の前で奇跡が起こったわけです