猫が好きな人、嫌う人
舞黒一太郎です。
○猫は追いかけるほど逃げる 子供も同じ
猫と犬が決定的に違うのは、犬は一度愛情を持つと、とことん尽してくれますが、猫はそうではありません。(きまぐれ)、そう(きまぐれ)そのものなのです。
愛情あふれる小さい子供は、猫が自分より小さく、可愛いので、さわりまくり、追いかけまわしますが、猫は迷惑がって逃げ、あまりにしつこいと爪をたてたりすることもあります。子供は「自分はこんなに好きなのに、なぜ逃げるの?」と悲しい思いをします。
猫に好かれる人は、けっして猫にベタベタしません。猫の動きをよく見ていて、普段はほおっておき、猫が自分に要求している場合のサインを出している場合だけ、それに応えてやっているのです。
猫の要求とは
「部屋のドアを開けて欲しい」
「外にでたい」
「甘えたい」
「好きな人のにおいを嗅ぎたい」
「抱きしめられたい」
「お腹がすいた」
「私が食事を与えてくれるのに、なぜか主人のほうになつく」と怒っておられる奥さんがよくおられますが、飼い猫の場合、エサをもらうのはあたりまえとなっており、さほど感謝はしていないのです。
人間の子供も猫型が増えています。「自分は子供が大好きなのに、子供からはうっとうしがられる」と思われている方には参考になるかもしれません。