ブランドあさり、まだ続けます?

microititaro2005-01-13

  


 舞黒一太郎です。



 ○ブランドあさりなどやってる場合じゃない


 もはや日本の労働の優位性はまったく無くなっており、単に国のガードで守られているだけに過ぎない砂上の楼閣であることを以前申し上げました。この史上最悪の事態にみまわれているにもかかわらず、有名ブランドの出店ラッシュ、特にエルメスの開店にあたってはその場所取りに暴力団まで出動したことは、特に女性の感覚が未だバブルに汚染されたままになっていることを端的に示しています。


 加ト吉の社長が指摘されていることですが、若者のほとんどが自分で作れば5円以下で出来るお茶を、120円から150円もする自動販売機やコンビニで買うという現象をどう考えるかということです。平日の昼間から盛況を極めているパチンコ店、20代の新聞購読数が10%を割っていることや、コンビニの本のかなりの割合が国辱的なSEX、暴力礼賛雑誌であることを考える時、日本国民の頭も、正常とはかなりギャップがあります。


 ここらの庶民の脇の甘さを政治家、官僚、マスコミは見逃してはいません。この不況の犯人は罰せられることなく、厚かましくもむしろ改革のリーダーのごとき顔をして改革と叫んでおり、まさに噴飯ものです。その事実は残念ながら今のマスコミから伝えられることはまずありません。



 とすれば各自がいかに正しい情報を得られるかを真剣に考え、入手する方法を持たねばなりません。インターネットはその一翼を担うものですが、あくまでも道具であり、使い方次第です。


 自分のおかれてい境遇をもっと客観的知り、冷静かつ理論的に考える、そして思いついたことに忠実に行動する、早くそうなってほしいと思います。