投資の法則
舞黒一太郎の優雅な電脳日記
目次 http://d.hatena.ne.jp/microititaro/20040911
舞黒一太郎です
投資は必ず利益と損失とが混在し、トータルでの損益がプラスになるよう運用
していきますが、様々な理由でマイナスになることもあります。
●投資の法則 １
投資の４要素
（１回あたりの平均利益）,,,,,a （１回あたりの平均損失）,,,,,b
（勝率）,,,,,c （年間投資可能回数）,,,,,d
利益=((a+b)c-b)d
利益の出る最低勝率=>b/(a+b)
実際例 a=10,000 b=15,000 c=0.8 d=200 とすると
利益=1,000,000 となります。
利益の出る最低勝率(c)は c=0.6 となります。
この利益を、生み出すために用意した投資元金で割った数値を投資効率と言い
ます。
投資効率=(利益＋投資元金)/(投資元金)
この例のように百万円の資金で百万円の利益を得たのであれば投資効率は2と
なりますし、銀行の定期預金であれば1.01となります。この数値が高いほどよい
投資というわけですが、人間にはどうしてもほしい最低ライン利益金額が存在し
ますので、資金の少ない人ほど高効率を求める傾向があり、リスクの高い投資(?)
に向かいます。
※ 外国の国債を買うと平均利息は4.5%あり、資金はただ同然で集めた預金を流
用しているので、銀行はこれを買うだけで濡れ手の泡で儲かっています。ですか
らリスクのある本業の貸し付け業務など行う必要はないのです。貸し出しはサラ
金並みの高利貸付けのみ、その結果、不要人員、不要店舗が増大し、大いなるリ
ストラが可能となりました。しかしそれでは誰のため、なんのための銀行なのだ
という素朴な疑問が湧いてきます。
※ 現在年金の破綻がうんぬんされていますが、この投資効率が現在の1以下の
マイナス運用ではなく、1.06以上のもので運用可能であるならば十分維持可能な
のです。その方法は現在の無能官僚による運営をやめ、効率1.2以上をたたき出
すプロの運用に切り替えればよいだけです。
●投資の法則 ２
チャンスはいつ巡ってくるかわかりません。投資は取れるときには目一杯取る、
これが原則です。もちろん最高のポイントで切り抜ければ最高ですが、現実はそ
う甘くはありません。しかしせっかくのチャンスに、わずかな利益しか捕まえら
れないようではプロとは言えません。
●投資の法則 ３
状況によっては、利益が目標に届かないことがあります。目標になるまで頑張
るのも手法の一つですが、状況の悪いとき、わずかでも利益を確定して利喰うの
がプロです。ダメな時でもちゃっかり利益を出す、これが（投資の法則 ３）の
極意です。
投資をする場合、とかく１回あたりの利益の大小に目がいきがちですが、大切
なのは投資機会数です。いかに１回あたりの利益が多くとも、その勝負機会が無
くしては利益は出てこず、１回あたりの利益は少なくとも、投資機会が多い投資
は、トータルで大きな利益を生みます。
このようにたった４つの要素しかない投資の公式ですが、４要素を自由に設計
できればその投資はビジネスとして成立し、不可能なものは投資ではなく、運次
第のギャンブルということになります。
今、はやりの株式デイトレードは、この投資の公式がずばりあてはまる典型的
な例ですが、必要最低勝率を得るノウハウが問題で、かんじんな部分でいいかげ
んな旧理論をひきずっている人が多く、素人の生兵法、大半が失敗しているよう
です。もちろん独自の視点のノウハウがあれば大きな利益を生み出します。これ
については既に多くのハウツーものの本がありますので各自研究してみてくださ
い。デイトレードではありませんが、私もおそまきながら可変カギ足チャートを
利用した方法を開発し、たたかれっぱなしの吉野屋を手始めとして、いくつか推
奨銘柄を皆様にご紹介しましたが、成果は好調でした。また株式部門ではまだほ
とんど知られていない、機械的に利益を生む方法がいくつかあるようなので、こ
れを来年の課題としたいと思っています。
また商品先物取引の（Ｆ式デイトレード Ｖｅｒ２）も好調で、勝率は0.8を
越えていますし、１年２回チャンスのある灯油、ガソリンのサヤ取りも成功、競
馬投資法SP21,SP22,Sp23の投資効率も今までの所ながら20を楽々クリアーしてい
ます。
競馬投資法 SP21 http://homepage2.nifty.com/microititaro/SP21.htm
競馬投資法 SP22 http://homepage2.nifty.com/microititaro/SP22.htm
競馬投資法 SP23 http://homepage2.nifty.com/microititaro/SP23.htm
