小泉首相の「増税及び国民負担増」
舞黒一太郎の優雅な電脳日記
目次 http://d.hatena.ne.jp/microititaro/20040911
舞黒一太郎です。
週間大衆2004/11/22号に,小泉首相が画策する、「増税及び国民負担増」の記事が掲載されています。政府は今の体制を何一つ改革する気がないので、道は増税しかありません。増税実現に日本でもっとも優秀な頭脳集団が全力で取り組んでおり、対する哀れな子羊である庶民は、立ち向かう気力も、知恵も無いようです。野良犬の遠吠えのごとく、陰でブツブツ言う人も少なくなり、増税の開始日にだけ、あきらめの(うめき)や、深い(ためいき)の渦が起こります。
やろうと思えば財政改革は可能ですが、国は自己破産に追い込まれた個人とは違い、いくらでもお札を刷れますし、赤字国債という金のなる木を持っています。そのため国に自己改革の意志はなく、収入増の柱として増税路線を突っ走っています。
それは、自分たちの失政には目を向けることなく、お金を持っており、弱虫である国民にターゲットを絞り、作為あるデーターを突きつけて将来への恐怖心をあおり、その対策と称して国民の財産を取り上げるというやりかたを基本としているようです。
しかしこういった行為の連続にはおのずと限界があることを知るべきです。やがて生活が立ちゆかなくなり、将来への夢のなくなった層から、人と資産の逃散がはじまるからです。
1,高齢者控除の縮小、廃止 04年から実施
2,厚生年金保険料の負担増 04年10月1日から実施
3,配偶者特別控除の廃止 04年12月から実施
4,年金課税による高齢者負担増 05年01月から実施
5,国民年金保険料の値上げ 05年04月から実施
6,雇用保険料の引き上げ 05年04月から実施
7,住民税のアップ 05年06月から実施
8,住宅ローン減税の縮小 05年から実施方針
9,介護施設の住居費徴収 05年から実施方針
10,定率減税の圧縮、廃止 06年01月から圧縮、07年廃止
11,療養病床費の自己負担 06年から実施方針
12,フリーターの課税強化 07年から実施方針
13,消費税の税率アップ 07年から実施方針
14、環境税の親切 06年から実施方針