インターネット投票で政治はガラリと変わる

舞黒一太郎の優雅な電脳日記

   
目次 http://d.hatena.ne.jp/microititaro/20040911


 


 舞黒一太郎です。


 日本では国政選挙におけるインターネットキャンペーンは意図的に禁止されて
います。しかしネット先進国、米国においては、米大統領選挙最終日に向け、熾
烈なネット合戦が行われました。


国政を左右するネット合戦 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041102-00000004-cnet-sci


米大統領選--終盤戦でもキャンペーン最大の武器は、やはりウェブ
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20075450,00.htm


ブッシュ陣営はネット音痴--選挙用サイトで海外からのアクセスを遮断
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20075434,00.htm


 日本の政治はあまりにお金がかかりすぎます。したがって自らが資産家の金持
ちか、世襲のジュニア、労働組合のような組織、あるいは宗教団体、利益団体に
よるバックアップがなければ、どうしても悪いことをしなくてはその地位を得た
り、維持が出来ない仕組みになっています。つまり貧しい有能な士が世に埋もれ、
出てほしくない、でも出たい者が政権を担っていることに問題があるわけです。


 これを打破するには、現在の所、インターネットの力を借りる以外に方法はあ
りません。それは(国民に自分の政策、信念を公表し、支持してもらうかわりに
資金を浅く、広く集める)ということです。


 この資金を出してもらう方法は既に完成しています。少し例としては不謹慎で
すが、「どらえもん募金」を参考にすればすぐ理解出来ます。


「どらえもん募金」
http://www.tv-asahi.co.jp/doraemonbokin/


 要は民の声を聞き、それを政治に反映できるシステムを作ることが大切なので
すが、今の日本のシステムは自己権益を守るため、徹底的にこれを妨げようとし
ています。水戸黄門での、悪徳代官、家老一派がやっている恥ずかしい所行と同
じで、やればすぐできるのに、それを握りつぶしているわけです。


1,今の投票のやりかた以外に、インターネット投票も加える。
2,意見の公表をインターネットでも可能にする。
3,政治資金集めをインターネットで公募する。


 たったこれだけのことです。