冬のソナタブームの背景

舞黒一太郎の優雅な電脳日記

   
目次 http://d.hatena.ne.jp/microititaro/20040911



 


 舞黒一太郎です。



 冬ソナのよさは、今は失ってしまった、昔の日本のよさを思い出させてくれるからかもしれません。「家族愛」「純粋」「ひたむきな(一途な)愛」「潔癖さ」「礼儀正しさ」「年長者への尊敬」、、、


 韓国では人生論を語れないものは大人として認められないそうですが、今の日本で人生とは、、、なんて言い出したらまず煙たがられ、ダサイ奴と敬遠されてしまいます。とにかく一方的に語られたり、語ったりするのは、日本人はすっかり苦手になってしまいました。


 でも、人生について気軽に話し合えるような人がいないなんて不幸なことでしょう。表面的な人間関係じゃ絶対に出来ないことだからです。このドラマの日本での異常な人気は、韓国恋愛ドラマという人気だけではなく、「お馬鹿なおばさん達」と冷笑している人達こそ、「愚か者」のような気がします。