日本の年金が永久に不滅なわけ

舞黒一太郎の優雅な電脳日記

   
目次 http://d.hatena.ne.jp/microititaro/20040911



 舞黒一太郎です。


 あれだけ大騒ぎしたのに人の噂は75日、日本国民はすっかり自民、公明のお
こなった欠陥年金法案成立の暴挙を忘れかけているように見えます。しかしサラ
リーマンは来年4月から無条件で手取金額を5%カットされます。いつものことで
すが、減額されて、はじめて不満が湧きますが、すぐに「お上のすること、しょ
うがない」とあきらめるのでしょう。


 先日、無理やり可決された改正年金法は、現行の社会保険に含まれる厚生年金
の徴収料率を現行の13.6%から18.4%に引き上げるもので、簡単にいえば、去年
ボーナスの徴収料率を通常月と同じ料率にしたばかりなのに、またもやサラリー
マンの手取金額を約5%カットするということです。


 このように国民のことさえ考えねば、増税による徴収額の増加、支給開始年齢
を遅くする、支払額を少なくする、という三位一体の政策を繰り返しておれば今
の制度は破綻することはありません。